江東区大島 乳癌ステージⅢaの鍼灸治療|江東区大島の鍼灸と整体治療ならアリクラ治療院へ

アリクラ治療院

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代表的な症状

乳癌

カテゴリー:その他の症状

この症例は、患者様のご了解を得てご報告させて頂いております。

 

50代女性

肩凝りの治療で時々通院されており、乳線繊維線種があり、病院では経過観察はしていました。しかし、多忙で、毎度の痛みと同じと1年ほど経過観察を開けてしまい、首肩凝りも酷いため当院に来院。

診察時に、色々と詳しくお聞きして、脇のリンパの腫れを確認。直ぐに、病院に検査に行っていただきました。

最初に検査をしたドクターが、大学病院に緊急で入れて下さり2日後に再検査しました。Ⅲ期aの乳がんであり、乳房部のシコリが7センチ、脇の下のリンパに転移という診断でした。これは、私の診察でも確認できましたが元々乳腺繊維線種とは思いつつ、リンパの半年間の化学療法となりましたが、25日間の順番待ちとのこと。担当ドクターが気持ちが安心するなら、針灸マッサージ治療を受けても良いとのこと。25日間の間、何もせずにいるのは不安と、治療を依頼されました。

まずは、温灸療法で腹部を温め、免疫活性を狙います。十分に温灸をしながら、四肢に、針治療。その後、肩甲骨と肩甲骨の間から背骨周りに温灸マッサージと鍼治療。ほぼ1日置きに、13回ほど治療しました。7センチあったしこりは、半分ほどになりかなり柔らかくなっています。化学療法中も、医師の許可で温灸治療を併用しました。毎週2~3回の針灸治療を3ヶ月。3ヶ月めの検査で、手術では取れないと言われていた胸骨のリンパの転移が消失。ほぼ87パーセントの癌の消失が認められました。後半3ヶ月の化学療法終了時の検査では、検査上ではほぼ100パーセント消失と診断。しかし、25個のリンパの癌細胞検査で、4つ以上の癌細胞が見つかったら放射線療法をするとなりました。10日間のがん細胞培養で4つのリンパに癌があり1個の違いで放射線療法になりました。しかし、Ⅲ期aのレベルで、ここまで改善した患者さんは、このドクターの十数年の臨床例で2件目とのこと。患者さんが、ドクターに針灸治療のおかげか?に対して、『私は解らない、そもそも針灸治療でどのようにしたのか解らない。あなたが、安心するから、針灸やっても良いと言ったんですよ』とのこと。それを聞き、このドクターに私が半年間の治療レポートを見てもらいました。『針灸治療のことは、何もわかりませんが、医師の立場から見て、医学上問題になる針灸の治療法は一切ありません。』と患者さんは言われたようです。また、そのドクターからは、丁寧にレポートに関するお礼の手紙が来ました。

その後、この患者さんは放射線療法を25回受けました。その頃から、化学療法の後遺症で特に下半身の違和感が強く出るようになりました。この状態は、数ヶ月間、鍼治療をメインに施し、楽に経過することができました。現在は、5年ほど経過しておりますが、全く再発はありません。養生のために、定期的に針灸治療は継続しております。

乳がんの、術後の患者さんは、20人以上治療しております。乳がんの病院治療と併用した患者さんは3人ですが、術後の方々がほとんどです。乳癌の温熱療法は、現代医学でもハイパーサーミアという温熱治療があります。鍼灸治療では、免疫を向上させて自己回復力の維持向上と、基礎体温悪の安定向上には充分に貢献で来た事と思います。

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